感染症対策と対応訓練をしました(12/17)
きっずるーむこごみでは、子どもたちが安心して楽しく過ごせるよう、感染症を防ぐための研修や訓練を定期的に行っています。今回は、日中サービス支援型ホームこごみの西野看護師を講師にお迎えし、冬に流行しやすい「ノロウイルス」について学びました。
話を聞くだけでなく、実際の場面を想定した訓練も行いました。役割を決め、あわてず落ち着いて行動できるよう繰り返し練習しました。
☝️ノロウイルスとは
ノロウイルスは、とても少ない量で感染してしまいます。手や食べ物、空気中のしぶき、吐いたものや便に触れることで広がります。感染してから1~2日後に、吐き気や下痢、おなかの痛み、発熱などの症状が急に出ることが多いのが特徴です。

※出典:2025年度 第1回 小矢部感染症カンファレンス・院内感染対策講習会 資料(P.3)
☝️体の中で起こること
体に入ったノロウイルスは腸の中で増え、腸の働きを弱めます。その結果、急な胃腸炎を引き起こします。多くの人が一緒に過ごす場所では特に広がりやすいため、早く正しく対応することが大切です。
☝️吐いてしまった人が出たときの対応
研修では、吐いてしまった人が出た場合の対応を確認しました。まず体調を確認し、職員がそばについて静かに休める場所へ移動します。必要に応じて保護者へ連絡し、病院を受診するかを判断します。

※出典:2025年度 第1回 小矢部感染症カンファレンス・院内感染対策講習会 資料(P.13)
☝️吐いたものの片づけ方と周りへの配慮
吐いたものには多くのウイルスがついている可能性があるため、決められた手順で安全に片づけます。防護用品を正しく着け、消毒を行いながら静かに処理します。また、まわりにいる他の利用者はすぐに別の場所へ移動し、換気を行って感染を防ぎます。
きっずるーむこごみでは、これからも感染症について正しく学び、みんなが安心して過ごせる環境づくりを続けていきます。


